2011/07/14

SPREAD THE SPIRITS


例年にない早いタイミングでの梅雨入り&明けでしたが皆様健やかに過ごされているでしょうか。

さて先日あの大震災から丸四ヶ月が過ぎました。まだまだ復興の夜明けとまではいかないでしょうが、自分達の世代がこの現状をどう捉え今後に引き継いでいくかを考える機会になるのではと思います。残念ながら親の世代との意識や価値観の断絶を感じざるを得ない最近です。

さて先日多くの皆様のご協力いただいた東北大震災チャリティーTシャツの、その後の経過をお知らせしていませんでした。大変遅くなりましたがご報告をさせていただきます。

話は4月にさかのぼります。いただいたオーダーをまとめ、その総額から製作代、送料等の諸経費を除いた金額は合計¥30482になりました。当初はこの使い道を赤十字へと考えていたのですが、どうやら被災者の方々に届くのはかなりの手間と時間がかかるとのニュースを聞いたばかりでした。さてどうしたものかと思案していた矢先に、古くからの友人で現在盛岡でMOTHERというDJバーに携わっているMARYさんのツイットを目にしました。そこにはこれから被災地(陸前高田)に向かって直接被災者の方々への援助に向かうので協力が必要であるとの旨でした。彼女は盛岡在住です。ある意味彼女も我々からみたら被災者です。それでも彼女達は自分達以上に助けを必要としている人たちへその手を差し伸べているのです。これも何かのタイミングかもしれないと思った自分はMARYさんに連絡を取り、まず4/26に彼女に¥15.000を送りました。そして残りの¥15.482はいずれまた何かのタイミングで被災者の方への支援に回せたらと思っています。そんなに大きな金額ではないですが即座に支払いが可能なお金なので、MARYさんの再支援活動へかもしれないし、他の何かへかもしれません。

悲しいかな「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のが人間です。しかし長期戦であるのは初めから承知の上です。引き続きできることを続けていきましょう。

皆様のSONG OF HOPEに心より感謝致します。


P.S. MARYさんの支援活動のレポートがこちらのサイトに掲載されています。