久しぶりに荷物を降ろし
周りには心をずっと預けている友達が今日もいっぱいいて
みんな独りで
いつも特別な場所のフロアーで
角張っていた音がだんだん透き通り
照明が心の中をも明るくし
さっきまでまとわりついてた疲れや心配がおとなしいのに気づき
そうだ
ここはそういう場所だったと思い出し始めた時
まさにその時に
「どうした? いつだってここでみんなは一緒だ」とスピーカーがささやいたのを今でもよく憶えてる。
周りには心をずっと預けている友達が今日もいっぱいいて
みんな独りで
いつも特別な場所のフロアーで
角張っていた音がだんだん透き通り
照明が心の中をも明るくし
さっきまでまとわりついてた疲れや心配がおとなしいのに気づき
そうだ
ここはそういう場所だったと思い出し始めた時
まさにその時に
「どうした? いつだってここでみんなは一緒だ」とスピーカーがささやいたのを今でもよく憶えてる。
もうすっかり音と二人きりになり
なればなるほど俺は一人きりになり(ある意味一生俺は独りだ)
無言と共にただ右足を踏み
左足を踏む
背中を音に押されるようにして何百回も
さっきまでまばらだったフロアーの後ろから風が吹いたような気がしたあと
まるでそれを追うようにみんなの無意識が
ブースに向かって一つになり
逆光の光の中心にいる
その人を照らしたその時に
「知ってるはずだ お前は独りだが 寂しくはない」とシンセが歌ったのを今でもよく憶えてる。
なればなるほど俺は一人きりになり(ある意味一生俺は独りだ)
無言と共にただ右足を踏み
左足を踏む
背中を音に押されるようにして何百回も
さっきまでまばらだったフロアーの後ろから風が吹いたような気がしたあと
まるでそれを追うようにみんなの無意識が
ブースに向かって一つになり
逆光の光の中心にいる
その人を照らしたその時に
「知ってるはずだ お前は独りだが 寂しくはない」とシンセが歌ったのを今でもよく憶えてる。
髪の隙間という隙間から
沸騰し始めた高揚が
汗となって顔にとどいた頃
一番最初の到達は近いとブザーが鳴る
タイムとスペースが交差する場所
次元を超越するビートは荒馬
振り落とされるな
ここが
そう
あの場所への入り口だ
「届いている」自分の限界をまたぎ
ひらめきが爆発する
大いなる創造の主がチラリとこっちを見てくれる
気づくと音は止まっていた
静寂のずーっと向こうから「もう止まれない」
あれはたまんなかった。
沸騰し始めた高揚が
汗となって顔にとどいた頃
一番最初の到達は近いとブザーが鳴る
タイムとスペースが交差する場所
次元を超越するビートは荒馬
振り落とされるな
ここが
そう
あの場所への入り口だ
「届いている」自分の限界をまたぎ
ひらめきが爆発する
大いなる創造の主がチラリとこっちを見てくれる
気づくと音は止まっていた
静寂のずーっと向こうから「もう止まれない」
あれはたまんなかった。
フロアーは宇宙
俺たちはそこに漂う「塵」のよう
頭脳は宇宙
果てしなく狭い
フロアーは地球のどこか
「道ばたでは人々が泣いている」
フロアーは暗黒
俺達はまだ無言だ
今は右と左の手のひらに分けられる
全ての裏には表があり
それらは回転する
「遂に」私たちの目は開き
「調和する」
そう「新しい日」!
俺は一ヶ月前のこの曲のことを想い出した
知らぬ間に時は流れていた、、、
さあ
振り返らず祝福しようじゃないか
たとえ一ヶ月老いたとしても。
俺たちはそこに漂う「塵」のよう
頭脳は宇宙
果てしなく狭い
フロアーは地球のどこか
「道ばたでは人々が泣いている」
フロアーは暗黒
俺達はまだ無言だ
今は右と左の手のひらに分けられる
全ての裏には表があり
それらは回転する
「遂に」私たちの目は開き
「調和する」
そう「新しい日」!
俺は一ヶ月前のこの曲のことを想い出した
知らぬ間に時は流れていた、、、
さあ
振り返らず祝福しようじゃないか
たとえ一ヶ月老いたとしても。
そしてスピーカーはこう言った
「時はめぐる」
スピーカーはこう言った
「時は行進する どれ一つとて同じ状態には留まらない」
「時は行進する どれ一つとて同じ状態には留まらない」
彼はこうも言った
「超えて また超える 終わり また終わる」
「超えて また超える 終わり また終わる」
「人生とは特別な何かだ」
「俺達はその事をつかんだ」
「俺達はその事をつかんだ」
そしてこう言った
「この道を離れるな」
俺達はみんなもう大丈夫だった
そして
そう叫んだ!
「この道を離れるな」
俺達はみんなもう大丈夫だった
そして
そう叫んだ!
たまにしかこの街に来れない
札幌の古い友人が
朝方
「あなたはわたしの友人だ」と言った
札幌の古い友人が
朝方
「あなたはわたしの友人だ」と言った
何度目かの夜
高熱と闘いながら朝方までたどり着いた彼は最後に
「超えられない山はない」と言った
高熱と闘いながら朝方までたどり着いた彼は最後に
「超えられない山はない」と言った
九月のあの日直後
ニューヨークの金曜日
俺は「愛と尊敬」のあと「祈る者の歌」を聴いた
ニューヨークの金曜日
俺は「愛と尊敬」のあと「祈る者の歌」を聴いた
そして俺は
パラダイスガラージの恐らくもう何十回目かであろうトリビュートパーティーでみんなが恐らく何十回目かであろう「新しい日」を聴いているのを見た
パラダイスガラージの恐らくもう何十回目かであろうトリビュートパーティーでみんなが恐らく何十回目かであろう「新しい日」を聴いているのを見た
札幌で三十回目の誕生日にも聴いた
自らのエゴの権化のような曲を録ってきた俺にさえも
フロアーはいつものように暖かく
フロアーはいつものように暖かく
「周りを見まわしてみなさい」と言われて見まわしたら
同じように見まわしてる友達と目が合い笑い合った
同じように見まわしてる友達と目が合い笑い合った
いくつもの神話の夜のことを伝え聞いた
そこで魔術のようなミックスが何人もを救ったことを
そこで聴く「あなた」とは俺
「あなたとわたし」はまぎれもなく俺とあなた
「わたしたちは家族」
「わたしを愛するのならわたしを上げて」
「あなたはわたしの愛し方を知っている」
「あなたとわたし」はまぎれもなく俺とあなた
「わたしたちは家族」
「わたしを愛するのならわたしを上げて」
「あなたはわたしの愛し方を知っている」
「愛とは 伝え 伝えられるもの」
フロアーは今日も幸せ
笑顔
可能性で満ちてる
フロアーは今日も幸せ
笑顔
可能性で満ちてる
「わたしのする全てのことは あなたのことを愛すること」
boss the MC ( Tha Blue Herb )
taken from "bound for everywhere"